デスポルチテッサのターフモデルを買ってみました/TESSA LIGHT TF PRO1
インドアでテッサligth ID2を履いているので、いつか人工芝用のターフモデルが出たら買いたいと思っていました。
ターフモデルはカンピーナスTFSP15周年記念モデルを3年半履いたので、そろそろ買い替えタイミングだったこともあり、ついにテッサターフモデルを買いました。
商品名に「PRO」と付いています。男は好きなんですよね、プロ仕様という響きが。
私は、どうせ買うならハイスペックのプロ仕様を試したくて買いましたので、たっぷりレビューします!
テッサに限らず、デスポルチのPROモデルの仕様が気になっている人も是非参考にしてください。
Desporte(デスポルチ) 2020秋冬商品 テッサライト TF PRO1/ TESSA LIGHT TF PRO1
【定価】:15,950円(税込)
早速開けてみます
いつものデスポルチロゴの外箱。変わらない安心感がそこにはある
デスポルチDS-1742 テッサライト tf pro1 tessa light tf pro1 27.5cm
いよいよ開封。やっぱり新品はいいですね
ブルーの迷彩ロゴと新品タグ付き
テッサターフの仕様は、甲がカンガルーレザー(本革)、その他はシンセティックレザー(人工皮革)でサイドがメッシュです
ソールはいつもの履きなれたターフ用ソールです。新品に履き替えると歯も新品なので、ビックリするくらい人工芝に引っ掛かります。ダッシュが効くのはいいのですが、気をつけないと逆につまづいて危ないです
ライニング (履き口・ベロ裏にフィット感のあるニット素材)
噂通り銀色のライニングが薄手です。ニット素材とのことですが、ニットというよりは、滑りにくい人工皮革のような手触りです
(話はそれますが、ネットで見ると色が黒ボディ×シルバー刺繍でサイドが青カモフラ―ジ柄のDマークだと思っていましたが、黒ボディ×白刺繍でした。でもそれも良い。)
滑り止め効果としてはテッサライトID2のスウェード張りの方が良い気がします
履き口の部分は少しクッション性がありますが、テッサライトID2ほどではありません
履き口以外の側面とヒールカウンターのライニング部分はクッション性が全くないので、その分テッサライトID2と比べてシューズサイズが緩い感じに感じます
ライニングが薄いので、履き口がスッキリしたように見えます
ベロ(シュータン)
表面はメッシュです
ベロはテッサライトID2と比べて凄く薄くなっています。結構ペラペラです
テッサライトID2と比較してヒモきつく締めると、ベロが薄い分ちょっと痛いです。これは慣れるしかないかな
ベロ内側みると、ベロ中央部が盛り上がっていて厚みがあります。この中に衝撃吸収材が入っています
テッサライトID2と比べてベロ裏もニット素材になって薄くなったので、インステップで蹴る際にこの衝撃吸収材はありがたいです
ヒールカウンター素材強度 約30%アップ!(当社比)
テッサライトID2と比べて触ると明らかにヒールカウンターパーツが硬いです。ライニングが薄くなっているので余計にそう感じるのかもしれません。硬いですけど自分は違和感無かったですので、カンピーナスのような履き心地を求める人には硬すぎるパーツが違和感を感じるのかもしれません
ヒール内部です。上部の厚みがある部分がクッション性があります。側面は1/5程度、ヒールは2/3程度です
ヒールの下部/3にヒールカウンターパーツが入っています。クッション性がなく、銀色のニットライニングでカバーされているだけです
中底「NanNex」と中敷きインソール
ミッドソールはE.V.A.(ファイバーシャンク入り)(ヒール部緩衝材、トゥ部反発材組込み) 。
その上の中底全面に高発泡シリコーンフォーム「NanNex」搭載。
さらに中敷きインソールはカップインソール(ヒール部緩衝材「NanNex」、トゥ部反発材付き)。
インソール外すと中底は真っ白なNanNex。NanNexの青いロゴ印字もカッコいいです。
見えないところのディティールににこだわる物は男性は好きですよね。
中敷き表面はスウェード張りで滑り止めになっています
中敷き裏面は、かかとの黒い部分もNanNexです
PORONの時はぐーっつと押し込むとゆっくり変形していましたが、NanNexはPORONと比べて指で押したときの硬さがなくすぐ変形します
指を離した後の戻りも早く、すぐ元の形に戻ります。PORONは一度足の形に合うとその形をキープする素材で、NanNexはバネみたいに弾む感じがします
クッション性が厚すぎて足裏感が損なわれることも無いので、NanNexの評価評判が良いのも分かります
実寸サイズと履いた感じ
自分はテッサライトID2 27.5cmを履いていてちょうど良いサイズ感ですが、今回のターフプロモデルはどうでしょうか
実寸ソール長さは29.6cm
⇒テッサライトID2(シューズサイズ27.5cm)より1.1cmも長くなっています。測り方が少し悪かったのかもしれませんし、個体差なのか分かりませんが、見た感じターフモデルの方が長いのでその分サイズ感が大きく感じたのかもしれません
実寸ソール長さは10.7cmなので、テッサライトID2(シューズサイズ27.5cm)とほぼ同じです
見た感じは悪くないですが、やっぱり縦に長くなっています
履いた感じ
すっきりと長細いシルエットがオシャレです
テッサ独特のフォルムがカッコいいです
ミッドソールも黒いのでサイドから見ると分厚いシューズに見えます
つま先の余り具合をみると、完全に指一本分余っているので、ちょっと長いです。同じモデルでも素材が大きく変わったときは試着すべきと思います。長く履くことになりますので
横幅は良い感じです。小指も当たらず痛くないです。かといって小指とシューズに隙間があるわけでもなく横幅はちょうど良いです
いつも通りTORUSOX厚手を履いていますが、ライニングの薄さの分つま先が余る感じがあります
0.5cmサイズダウンしてしまうと横幅も小さくなるので、多分テッサライトID2と同じ27.5cmで良かったんだと思っています。ネット購入なので27.0cmを試着していないので、どっちのサイズが良かったのか、本当のところは分かりません
つま先と指曲げ具合
ボリューム感があるトゥガードがシューズ内で程よい指周りの空間を確保してくれます
パールブラックの本革が良いツヤ出しています
白と黒のコントラストがシンプルでカッコいい
横から見るとつま先のボリューム感が良くわかります
履いてつま先立ちした状態
横から見たつま先立ち
サイズ感が大きいのでつま先の余裕が見てわかります
テッサは横幅がタイトなので、多少つま先余るくらいで良いと思います
今までのテッサと今回のPRO仕様はどれだけ違うのか、テッサligthID2と比較してみました
真ん中がテッサライトID2で、両端が今回のテッサライトTFPRO1です
右足のTF PROの方が細長くなっています
右側テッサライトID2の方が幅広い感じがします
何年か履いてカンガルーレザーが馴染むとTF PROも同じく幅広い感じになるのかはまだ分かりません
写真の撮り方もありますが、TF PROの方がつま先のボリューム(厚み)が大きいです
テッサライトID2の方がつま先の立ち上がりの傾斜が寝ているというか、平べったいというか。
比べるとライニングの厚みの違いは一目瞭然です
甲の内側、内張り
自分がテッサライト tf pro1 tessa light tf pro1を買う際に、シューズの内側の構造が気になったのですがネット検索しても出てこなかったので、少しですが写真付きレビューします。参考にしてください。
中敷き外してつま先内部を写真撮りました。白色がNANNEXです。TESSA LIGHT TF PRO1
甲のカンガルレザー裏面に内張りがあるのはテッサライトID2同様ですが、素材が変わっているよう気がします。この素材変更がシューズサイズの緩さに感じるかもしれません
オレンジ色がPORONのテッサライトID2。こちらの方がシューズ内でズレ防止のためのスウェード張りになっている気がします。そのためテッサライトID2の方がシューズがフィットする設計になっているのではと思います
サイドはメッシュになっていて光を透かすと分かります
TESSA LIGHT TF PRO1とカンピーナスTFSP15周年記念モデルの比較
中央がテッサライトTFPRO1、左側がカンピーナスTFSP
左側カンピーナスTFSPはシューズサイズ27.0cm、右側テッサライトTFPRO1は27.5cm
履き比べしました。左足がカンピーナス、右足はテッサです
もともとテッサライトTFPRO1の方が0.5cm大きいですが、フォルムが細長いのが分かります
新品と3年半履いたものなので革のツヤは全く違います。スウェードライニングのカンピーナスの方が厚手なのが分かります
スウェードライニングのカンピーナスの方が厚手なのが分かります
つま先から甲は、カンピーナスの方が薄べったく横に広いです
ヒールはテッサの方が立体的になっていて、かかとをしっかりホールドします
PROモデルのヒールカウンターパーツは、カンピーナスやサンルイスもしかしたら同じような立体的な補強パーツになってるのかもしれません(試着お勧めします)
側面比較すると、カンピーナスの甲の平べったさが分かります。カンピーナスが足にフィットして好評なのは、日本人の足に合った幅広いラストだからだと思います。実際、カンピーナスを履くと足にフィットしてストレスが全くありません
つま先パーツの高さ(厚み)がテッサの方があるのが分かります
内側の比較
テッサの履き心地はカンピーナスと比べるとクセがあります。テッサは作りがしっかりしていてシューズ内での足ブレを抑えています。それが窮屈に感じたりストレスを感じる部分です
結構真剣にフットサルやるなら切り返しや踏ん張った際にシューズが柔らかいよりも、テッサのようにしっかりした作りの方がキビキビ動けますし、何はともあれ、テッサのデザインがとても好きです
いよいよテッサライトTFPRO1履いてみます!
つま先の余り具合が心配ですがせっかく買ったので履いてフットサルしてみようと思います。まずは新品のうちにアロンアルファでつま先を補強してから履きましょう
400円くらいでアロンアルファ売っています。人工芝で履くとつま先の糸が、1回目でほつれたりします。知っている人はみんなアロンアルファを縫って糸を固くしています
自分は3度塗りして、糸の凸凹や縫い目も全て平坦にしています
カンピーナスで新品の時にアロンアルファしたのですが、量が少なくて数か月後にアロンアルファ追加補強したのですが、人工芝のチップで黒い汚れが付いていたのか糸がアロンアルファ液を吸い込む際に黒い汚れも吸ってしまい、糸が黒くなってしまいました。3年半糸のほつれは無く履けていますのでアロンアルファ効果はあるのですが、綺麗に履きたいなら初めに3度塗りして確実に補強しておきましょう
テッサはシューレースがつま先近くまであるのでレトロ感があってカッコいいです
フットサル楽しみです
デスポルチのPROIモデルはカンピーナス、サンルイス、テッサ、ボアビスタの全モデルで設定されています。
今後このPROモデルが主流となるのか、スウェードライニングの要望に応えてニットライニングとスウェードライニングが選べるようになるのか分かりませんが、NANNEXの使用など進化している部分は確実にありますので、これからのデスポルチ新モデルも楽しみにしていきたいと思います。
根強い人気があるデスポルチなので、中古シューズでもused品として売れるのも個人的には魅力だと思っています。エコだし、買い替えの足しにもなりますので。
人工芝でフットサルした感想
1回プレーしてみて、思ったほどつま先の緩さは感じませんでした。やっぱりカッコイイシューズでフットサルやるとテンション上がります。
15回ほど人工芝で履いたシューズの状態
テッサは作りがしっかりしてる分、新品うちは固くて窮屈な感じがしますが、10回くらい履くと足の形に合ってきます
新品のときよりも甲が平らになってきています。これはつま先や甲が足に沿って横に広がってきている証拠です
初めにアロンアルファで補強したので糸は全く切れてません
ヒールの型崩れはありません。ヒールカウンターパーツが固くなったおかげかなと思います
ソールはだんだん削れて無くなっていくと思いますがエンジョイフットサル15回程度ではほぼ擦り減りもありません
個人的に好きなお店(私も購入実績あります)
ドリブルスポーツさんWEBサイト
東京都町田市にあるスポーツショップでデスポルチの全商品取り扱いあります。新製品も20%OFFで販売していて、何よりテッサなど上位モデルは実店舗で売っていることが少ない中で、ちゃんと試着して購入できます。大手ショッピングサイトよりも安かったりします。限定カンピーナスTFSP15周年モデルはここで買いました。
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